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恋花火***side story
第8章 プレゼント
その初蹴りの話をエリカに教えると、楽しそうに聞いてくれた。
「なんかエリカ変わったよね。」
「え、そうかな?」
「うん。」
一時期はしょっちゅうイライラしてて、すぐ喧嘩ぽくなっていたのに。
「だってあたし今年20になるし、大人にならなきゃ。じゃないと相原くんにすぐ追いつかれちゃう。」
「早く追いつきたい。」
「うん、待ってるね。」
4つの歳の差。
だけどそんなのもう気にならないくらい、大好きなんだ。
2月になると、毎日吹雪の日が続いていた。
一年で一番寒い季節。
「ねむーい。」
「またぁ?」
エリカは2月になると、お布団から出たくないと言って、よく眠っていた。
「相原くんこっち来てー」
「ちょい待って。このページ終わってから。」
「早くー」
甘えてくるエリカは、この世のものとは思えないくらい可愛くて。
「これ、ふわふわで気持ちいいね。」
「でしょー?だから早く来てって言ったの。」
もこもこ、ふわふわの部屋着を着たエリカを抱きしめているうちに俺も眠くなって
一緒に寝てしまうことも少なくない。
「起きて」
いつもエリカは先に起きて、夕飯を作ってくれていた。
「初挑戦のオムライス。」
ぶっちゃけ見た目はぐちゃぐちゃ。
だけど食べるとすげぇ美味い。
「美味しい?」
そう言ってくるエリカがたまらなく愛しくて
朝まで何度も愛し合った。
「なんかエリカ変わったよね。」
「え、そうかな?」
「うん。」
一時期はしょっちゅうイライラしてて、すぐ喧嘩ぽくなっていたのに。
「だってあたし今年20になるし、大人にならなきゃ。じゃないと相原くんにすぐ追いつかれちゃう。」
「早く追いつきたい。」
「うん、待ってるね。」
4つの歳の差。
だけどそんなのもう気にならないくらい、大好きなんだ。
2月になると、毎日吹雪の日が続いていた。
一年で一番寒い季節。
「ねむーい。」
「またぁ?」
エリカは2月になると、お布団から出たくないと言って、よく眠っていた。
「相原くんこっち来てー」
「ちょい待って。このページ終わってから。」
「早くー」
甘えてくるエリカは、この世のものとは思えないくらい可愛くて。
「これ、ふわふわで気持ちいいね。」
「でしょー?だから早く来てって言ったの。」
もこもこ、ふわふわの部屋着を着たエリカを抱きしめているうちに俺も眠くなって
一緒に寝てしまうことも少なくない。
「起きて」
いつもエリカは先に起きて、夕飯を作ってくれていた。
「初挑戦のオムライス。」
ぶっちゃけ見た目はぐちゃぐちゃ。
だけど食べるとすげぇ美味い。
「美味しい?」
そう言ってくるエリカがたまらなく愛しくて
朝まで何度も愛し合った。