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恋花火***side story
第12章 真っ赤な太陽に…叫ぶ?
その方法は簡単。


ただ自らの手で、男の部分を上下に擦るだけ。


菜月の事を考えていれば、ものの数分でそれは完了した。


ただしその行為をしたあとは、なんとも言えない罪悪感と虚しさに襲われたけど。


でもそれをやらなきゃ菜月の事をどうにかしちゃいそうでヤバかった。


そんな俺をよそに菜月はくっついてくるし。


それに比例して大きくなる俺の男の部分。


菜月に当たらないよう腰を引く。


「…トイレ行ってくる。」

「また?さっきの肉半生だったのかなぁ?」


そっちじゃねーわバカ


菜月に気づかれないようにトイレで処理。


涙ぐましい努力を重ね、なんとか自分を抑えた。





…菜月にキスをしたら、どれだけ気持ちいいんだろう。


キスだけは自分で処理出来ない。


夜な夜な菜月の寝顔を眺めてはムラムラしてた。






だからそんな俺に菜月は気付いてて


それでウザいって言われてんのかなと思って…


簡単に亜美の言う事を信じてしまった。


きっと菜月は俺に対して何とも思っていない。


だから


俺も菜月から離れなきゃ…


本当に爆発しちゃう前に


菜月に変な事しちゃう前に





そんな時に亜美に告白された。


好きって言われた。


それって俺が菜月に対するのと同じ気持ちなんかな?


よくわからなかったけど


菜月から離れようって気持ちでいっぱいで


俺は亜美と付き合うことにした。

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