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恋花火***side story
第12章 真っ赤な太陽に…叫ぶ?
亜美と付き合って2週間くらい経った頃、県選抜の試合があった。
県選抜というのはVS学校ではなく
それぞれの中学から何人かより集められてチームが作られ
都道府県対抗で行われる結構大きな大会。
一年の頃も呼ばれてたけど、いつも補欠。
だけど二年になってから初めてのその試合では、スタメンに選ばれた。
プレッシャーにめちゃくちゃ弱い俺は、前日もロクに眠れず…
亜美と付き合っている事を知らない菜月は、まぁ言うつもりもないけどいつもどおりに一緒に寝てくれて、それでも眠れなかった。
「気持ち悪。吐きそう…」
ウォーミングアップを終え、スタンド裏で待機。
お願いした訳ではないけど、これもまたいつもどおりに菜月が会場まで見に来てくれた。
菜月は俺が補欠だろうがなんだろうが駆けつけてくれる。
いつもプレッシャーに弱いけど、今回は特にアカンやつ。
他のチームメイトは飄々としてんのに、俺は心拍数が針振り切るくらいの勢い。
手は勝手に震えるし。
そんなただならぬ俺を心配して、菜月はスタンド裏まで来てくれた。
だせーとか言ってらんない。マジでプレッシャーに潰される。
「…手、冷たいね。」
菜月は俺の手をキュッと握ってきた。
…ちいせー手だな。菜月の手って可愛い…
とかぼんやりしていたら
チュッ
え?
「……どう?」
えええー!?
菜月にキスされたんですけどっ!?
「ど、どどどどうって?」
「ん?緊張解けたかなーって。」
「キ、キスすれば緊張って解けるもんなんですか…!?」
「わかんないけどしてみた。いつも私が泣いてる時、タケルがギュッてしてくれるからお返しだよ。」
うおー!
おまえ!何してくれてんだよ!
めちゃくちゃ嬉しいじゃねーか!!
亜美に言われてから、俺のことウザいのかなーとか最近気にしてたけど
そんなんどっか飛んでった
俺には彼女がいるということも忘れてしまった
「…まだ緊張してるからもっとして。」
「うん。」
緊張なんか一気になくなったけど
もっかいしてもらう。
「ちゅー」
はぁぁぁ
可愛い!!←バカ
県選抜というのはVS学校ではなく
それぞれの中学から何人かより集められてチームが作られ
都道府県対抗で行われる結構大きな大会。
一年の頃も呼ばれてたけど、いつも補欠。
だけど二年になってから初めてのその試合では、スタメンに選ばれた。
プレッシャーにめちゃくちゃ弱い俺は、前日もロクに眠れず…
亜美と付き合っている事を知らない菜月は、まぁ言うつもりもないけどいつもどおりに一緒に寝てくれて、それでも眠れなかった。
「気持ち悪。吐きそう…」
ウォーミングアップを終え、スタンド裏で待機。
お願いした訳ではないけど、これもまたいつもどおりに菜月が会場まで見に来てくれた。
菜月は俺が補欠だろうがなんだろうが駆けつけてくれる。
いつもプレッシャーに弱いけど、今回は特にアカンやつ。
他のチームメイトは飄々としてんのに、俺は心拍数が針振り切るくらいの勢い。
手は勝手に震えるし。
そんなただならぬ俺を心配して、菜月はスタンド裏まで来てくれた。
だせーとか言ってらんない。マジでプレッシャーに潰される。
「…手、冷たいね。」
菜月は俺の手をキュッと握ってきた。
…ちいせー手だな。菜月の手って可愛い…
とかぼんやりしていたら
チュッ
え?
「……どう?」
えええー!?
菜月にキスされたんですけどっ!?
「ど、どどどどうって?」
「ん?緊張解けたかなーって。」
「キ、キスすれば緊張って解けるもんなんですか…!?」
「わかんないけどしてみた。いつも私が泣いてる時、タケルがギュッてしてくれるからお返しだよ。」
うおー!
おまえ!何してくれてんだよ!
めちゃくちゃ嬉しいじゃねーか!!
亜美に言われてから、俺のことウザいのかなーとか最近気にしてたけど
そんなんどっか飛んでった
俺には彼女がいるということも忘れてしまった
「…まだ緊張してるからもっとして。」
「うん。」
緊張なんか一気になくなったけど
もっかいしてもらう。
「ちゅー」
はぁぁぁ
可愛い!!←バカ