この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
文句言いっこなしの三重奏
第7章 和音


『コージ、先行っとくぞ〜』

『うぃっす〜』


手を挙げて仲間を見送った先輩は、一人この場に残った。ので、必然的に何か話をしなくちゃいけない状況になってしまった。


『えーっと…先輩は移動教室ですか?』

『まーな。ところでお前、昨日は弓引くイメトレ、死ぬほどやったのか?』

『えっ?!』

『え、じゃねーよ。大事な大会前に残念しといてお前…何の反省もなしに、昨日をやり過ごせるわけがねーだろ、普通。それとも何か?お前まさか、ホントにただクソだけしてさっさと寝たとか…ぬかしたこと言うんじゃねーだろな?』


すごみの効いた声に圧倒される。
ちょっ、この人…部活と全然、違う……!


『おい?』

『うっ…!いや、あの…昨日は本当にすみませんでした!その…放課後まで、必死でイメトレしますので!』


怖…っ!!
人の二面性を立て続けに目の当たりにし、ビビりまくっていると…


『ぶはは!』


岡田先輩は、豪快に吹いた。




/236ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ