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文句言いっこなしの三重奏
第7章 和音


『英はさ、もともと中の経験があるだろ?昔、中学ん時に。』

『えっ?は、はい…』


先輩はふと、懐かしいことを口にした。


『二年前。関東大会の決勝戦。俺さ、それで観たことあるんだよ…お前の中。それで結局、今回も中に推した訳だけど。』


二年前の関東大会、決勝…
それは僕の、中学最後の試合。


『…良かったよ、あれ。結果は残念ながら、対戦校のが上をいったけど。でもお前の中学は強かった。…うん。なんせ、大前が良かったからな!あんな腕前のいい中坊、俺もそうそう見たことねーもん。』


腕前のいい大前…
崇臣のことだ。


『そんで、その目の前の大前に引っ張られるようにしてさぁ!思いっきり引いてた、英の射!あれは本当、めちゃくちゃ格好良かったよ。』


三人立。崇臣が大前で、僕が中。
忘れもしない…あの決勝戦。僕らが一緒に弓を引いた、最初で最後の…



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