この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
文句言いっこなしの三重奏
第9章 休符


『ハナちゃんそれー、答えとしては0点だからな。一番を教えろっつってんのにさ。』

『仕方ないだろ、全部うまいんだから。』


別にお世辞とかではない。
本当に、ほのりの作る料理はどれも美味しいんだ。味付けも好みだし、見た目の彩りだって申し分ない。むしろ、家で食べるおふくろの味よりも…この弁当の方が数段うまいんだから。嫌いなものも、入れられてないしな。


『へぇへぇ、ごちそーさまー。オレ、食後の飲みもん買ってくるわ。』


早食いの中田が席を立って、間もなく。
僕も食べ終え、弁当を片していると…


『ねぇねぇ英くん、鵜川くんてどんな人…かなぁ?』


まだ居た女子が、話しかけてきた。


『さあ…普通に、モテる奴じゃないの?』

『性格は?何かこう…弱点とか。』

『弱点…?そりゃ、グリンピースかな…』


さっきまで弁当の話題だったから。あまり深く考えずに、そう口走ってしまった。




/236ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ