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文句言いっこなしの三重奏
第2章 アンサンブル
『勇くん、今日のお弁当だよ。』
続いて、僕に話しかけてきたのは
『ほのり…毎日悪いね。』
──幼馴染その②
『ううん、あたし勇くんが好きだもん!』
小鈴 ほのり(こすず ほのり)
花のような笑顔を向ける、この小さくて可愛らしい女の子は、僕と崇臣の…
『崇くん、お弁当だよー!』
『ああ、ほのり。サンキューな。』
チュ
『ちょ…崇くん!
学校でチューしちゃ、ダメなの!』
『なんだよ、チューくらい。
…つーか勇祐、まだそんな所にいたんだ?』