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文句言いっこなしの三重奏
第2章 アンサンブル


「…………!」


一瞬。


ほんの一瞬だった。


思考が追いつく間も、
驚きとかショックとか、感情が生まれる隙もなく。


ただ、目の前で起きた事実───










崇臣が、ほのりにキスをした。










大口を開け、両目をひん剥いて。
おそらく僕は、ものすごい顔だったろう。


一言も振るわない喉。
呼吸さえ、まともに通すことを忘れて。


ただ、無益に。
両手でチャリを握りしめ、立ちすくむことしかできなかった。



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