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文句言いっこなしの三重奏
第1章 〜音出し〜
◆2『そんなに腰振って…
もっと弄ってって、
おれに催促してんの…?』
少女から引き抜いた中指をひと舐めし、
明るい髪色の少年は微笑んだ。
おへその下の、黒い茂みの、そのまた奥から…奏でられる淫猥たる水音。それを巧みに操っていた指先で、スカートとショーツを素早く脱がせると、まとめて遠くへと投げ捨てた。続けてベッド下から、予め用意しておいたバスタオルを取り出す。少女のお尻に敷き、自らはシャツを腕まくり…そうして全ての準備が整うと、再び、たっぷり潤う蜜壺へと指を滑り込ませてゆく。
◇1『ひあぁっ…ふぅ…』
容易く誘い出せた嬌声に、少年は妖しく目を細める。蜜にまみれた聖域を、我がもの顔で泳ぎ回るのは、二本のしなやかな指。一緒に屈伸したり、バタ足の如く別々に動いたり。多様に弄んでは、切なく吸いつく反応を楽しんだ。またその一方で、少年は、開脚させた足元へ唇を寄せた。片手に収まる膝小僧を、愛しく啄ばみ。白く透きとおる内腿へは、柔らかく食らいつく。きわどい付け根は、舌でたっぷりなぞりあげ…余すところなどない程に少女を刺激し続けた。
繊細でいて、どこか余裕のある施しに
◇1『やぁ…そこ…あっ…』
震えては、潤いを増しながら仕上がっていく少女の身体。見てくれのあどけなさとは到底かけ離れた、普段の天真爛漫な姿からは誰も想像つかないであろう、秘密の姿に。少年の猛りもまた、体中の熱を集めていた。