この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
文句言いっこなしの三重奏
第1章 〜音出し〜


◇1『ふぁ…あ…はむ…っ』


呼吸に飢える唇の隙間から。
そして、こじ開けられる秘唇の奥からも。


悩ましく喘ぎをあげる少女。


二種類の指と舌が、縦横無尽にせめぎ合う。どれが誰からの刺激なのか、ぼうっとするとすぐに分からなくなってしまう。気を抜けば、意識まで手放してしまいそうな…溺れそうな快楽の中で、少女は、


◆3『ほら、舌を出して…?』


口づけに、微睡む──。
黒髪の少年から浴びるそれは、いつしか唇をふやかして、溶かしてしまうんじゃないかと思うほど。蕩けそうな、それでいて激しく口内を貪る舌先で、もっとあたしを弄んで欲しい──。頬に、首筋に、鎖骨をつたって乳房にも吸いつくその唇で。舌でもいい、指でだって構わないから。とにかく頂戴。早く、この疼いて仕方ない、胸の頂きに──


◇1『……あああっ!』

◆2『こら、脚閉じるなよ…?』


下腹部から走った電流に、少女の思考が停止する。体中で最も敏感な粒を弾かれると、もう何もかもが追いつかなくなる。茶髪の少年の口づけは、ちゅっと軽快なものから、いつまでもなぶり続ける濃厚なものまで、様々。ああ、そんなに…そんなにされたら、あたしもう──


◇1『や…いっちゃ……!』


荒ぐ呼吸を止めて。
来たる予感に、全身の力を込めて──




/236ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ