この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
文句言いっこなしの三重奏
第3章 前奏曲


『らしくねーよな。大会前で、ちょっとリキんだか?』

『岡田と一緒で、英は個人戦もあるからな。それを考えると、オレらより余計に緊張すんのも分かるよ。』

『でもさ、お前本番には強いタイプだろ?大丈夫だって、どんまいどんまい!』


気を遣って、明るくフォローしてくれるメンバー達。でもその胸中は、決して穏やかではないはずだ。この団体練に入る前、別の練習メニューをこなしていた時も、今日の僕はほとんど中らなかった。それをみんなも、分かっていると思う。


都総体までは、あと三日だ。こんな直前での不調は、自分はおろか、周囲に大きな不安を与えてしまう。同じ団体戦メンバーには、岡田先輩の他にも三年生の先輩がいる。先輩達にとっては、インハイを目指す最後の大会。さらには引退のかかった、大事な大事な大会でもある。僕なんかのせいで、台無しにすることは出来ない。




/236ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ