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文句言いっこなしの三重奏
第4章 アレグロ コン フォーコ


『……っはぁ…はぁ…っ…』

『あーあー…勇祐に怒られてイッたのか…?ほのりはホントに変態さんだな…?』


口端からよだれを垂らし、ボーッと僕を見上げているほのり。息も整わぬその内に…顎を掴まれ、今度は崇臣に口を塞がれた。


『んふっ…んんっ…ふぇ…』


涙目で喘ぐほのりを崇臣に任せたまま。ブラジャーを外し、小ぶりな胸を晒し出す。


蛍光灯の下、白く暴かれた乳房は
何度目にしても、飽き足らない。


『これかな、ほのり?
昨日崇臣につけてもらったキスマークは。』


左胸の柔らかな肌のその上に。
真新しく浮かぶ、うっ血の跡。


『…………』


それは、僕の目の届かない内に付けられた…
崇臣が一人でほのりを抱いたという…証。



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