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文句言いっこなしの三重奏
第4章 アレグロ コン フォーコ
『はぁ、あッ…もっとぉ…!』
そう…甘えてごらんよ。
激しくしてあげるから。
『あっ…ああんっ勇くん…勇くんっ!イッちゃう…!あたし…勇くんの指でぇ……っ!』
ああ、すごい…イヤラシイ音。
イキそうだね…可愛いよ、ほのり…!
『イッ…勇くぅん…!あああッ…!』
ついに吹き出した飛沫が、手首を通り越して腕にまで。何度も僕を呼ぶその嬌声に、唇は吸い寄せられて。
『ふぁ…ンン勇、く…ぅん』
『はぁ…ほのり…ほのり…』
好きだよ。
ほのりが好きだ。
『っ…あ…らめ、また…』
キスに溺れて、指の虜になって。
そうして僕しか見えなくなればいい。
『いいよ、イッて…もっとイッて…』
何度だって満たしてあげる。
僕が、満たしてあげるから……