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文句言いっこなしの三重奏
第5章 二重奏


『…じゃあ、ほのりは知ってる?』


恋人つなぎの手に、力を込めて。
もう一方をそろり…お腹の下へと滑らせる。


『きゃ…っ!』

『ここが、どれだけ熱いかってこと…』


今しがた愛したばかりのソコは、簡単に二本もの侵入を許してしまって。すぐさま纏わりついた愛液が、艶めいた歌を溢す。


『あッ…や、あんん…!』

『ほのりの体の中、まだこんなに火照ってる。すごい熱いよ……ねぇ、分かる…?』


ほのりは分かってるんだろうか。男は、単純だってこと。さっきほのりに言われたこと…それに僕が、どれだけ胸を焦がしたか…キミは分かっててやってるんだろうか。


『あっ…はあぁ…勇ッ…くぅ…!』


情熱的に僕の名を紡いだ唇は、まるで…口づけをねだってるみたいじゃないか。涙に揺れる瞳だって、おそらく…それは、僕への愛を伝えているんじゃないかって…


『ほのり…』

『ああ…あ、はあぁッ…』


ねぇ、感じてるから?
だからそんな瞳で見るの…?


『勇く…ッ…勇くん…!』


呼ぶのは、セックスがしたいから?
それとも少しは…別の感情が入ってるって、期待してもいいのかな…?


『ほのり、もう一回…!』


構わない。これが全部、錯覚だとしても。
キミをただ、愛させて…!


再びベッドに沈む、小柄な身体に被さって。焦れた心が、ほのりの全てを欲しがった。




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