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思い出のアルバム
第13章 冬は終わる
『それならさー先輩を信じてあげればいいんじゃないの?!それとも……聞ける?その人がまだ好きなのかって……』
修ちゃんママとの事を由美に電話で話す。
『あたしさ……何があっても先輩を信用してた沙織の方がいいと思うな。不安なのもわかるけど…二股するような人じゃないでしょ?』
「そうだね…」
『アメリカからその人が帰ってきて、それと同時に先輩がその女の人ん所に行ったら……その程度の人だったと思ってさ。大丈夫!!そうなっても、うちらはしっかり慰めるから』
そうなりたくはないわ!!と思いながらも、由美に感謝。
今の私は、先輩から離れられない……
それは紛れもない事実なんだ!!