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思い出のアルバム
第4章 初めて尽くし

「・・・り!!・・・・沙織!!」


呼ばれてハッとする。


「何ぼーっとしてんの?しっかりやって」


「ごめんなさい…」



現実は、先輩はスパルタで、

私がちゃんと理解出来るまで勉強が続いたのだった。











「じゃぁ何もせずに終わったの?信じらんなーい!!」


翌日、由美と夏奈に日曜日の報告をする。


「でも、おかげで数学は…」


「数学なんてどうでもいいよ!!先輩も…まさか童貞とかないよね?」


「見た目そんな感じしなそうだけど…」


「じゃぁ…何で?!1番ヤりたい時じゃん!!」


2人は私を置いて盛り上がっている。

私だってそれなりに興味あるし、先輩とならって思ってる。

おかしいと言われるとやっぱり少し不安になった。


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