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第4章 初めて尽くし

先輩は無表情で私の腕をとり、ベッドに押し倒した。


「・・・先輩…」


下から見上げる先輩の顔は、無表情のままで

怒っているようにも見えた。


次の瞬間、荒々しく唇を塞がれた。


息も出来ないほど、深く深く


口の中を弄る舌に、翻弄され始めていた…


「・・・ん…ふん…」


漏れてしまう声になるかならないかの吐息…


やっと唇が離された…



「ずっと我慢してたのに…沙織はきっと…初めてだろうから…もう少し待とうって我慢してたのに…」


先輩の目は真剣な眼差しで、真っ直ぐ私を見下ろす。


「俺の気持ちもわかれよ…」


私を思って・・・？

先輩は…そこまで私の事を考えてくれてたの…？


「・・・先輩…私…」


「でも…」


私の言葉を遮るように先輩が口を開く。


「もう…今日は…止まれないから…」


そしてまた唇を塞がれた…


ゆっくり私の反応を見るかのように入ってくる舌…


かと思えば、荒々しく私の舌と絡まり合う…



「せ…ん……ぱい……」


先輩を見つめると優しく微笑んでくれる…


そしてまた熱いキスが落とされる…


そして先輩の手が、ワンピースのスカートの中に入ってくる…


太ももからそっと上に向かって撫でられる…


その腕の動きに合わせて、ワンピースもまくし立てられ、上手に脱がされた…


下着姿になってしまい、恥ずかしくて思わず身を縮めて隠す。


しかし、先輩に両手首を掴まれ、頭の上で押さえつけられた。


「可愛い…隠すなよ…」


先輩の唇が、首筋を這う…


「・・ん…」


くすぐったくて、声が漏れてしまう。


先輩は、唇を這わせたまま、器用に片手でブラのホックを外してく…


その手付きから、先輩は経験者だというのもわかった。


「恥ずかしい…です…」


でも先輩はお構いなしに、私の胸をゆっくり揉みまわしてきた…


「もっとこれから恥ずかしい事するのに？」


少し意地悪気に言われる…


首筋や鎖骨を這っていた唇が、胸の突起に吸い付いた…


「・・・・ｯｯ」


そしてゆっくり舌で舐め回される…


「沙織の乳首は小さいけど…しっかり固く立つんだね…」


レロレロとソコを刺激しながら、そんな事を言われ、ますます真っ赤になっていく…