この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
思い出のアルバム
第7章 運命の冬

「なるほどねぇー良かったじゃん。先輩なら受かりそうじゃん?!クリスマスも一緒に過ごせるよー」


いつものランチタイム。夏奈と由美と現状報告会。


「でもそこでまた悩みがさ…」


「はいはい、幸せなお悩み何ですかー?」


夏奈が冷たい。どうやら今年のクリスマス1人なのでふてくされているのだ。


「合格祝いとクリプレと…どうしよう…」


「自分にリボン付けてプレゼントって言えばー」


「先輩喜ぶよー。はい次!!」


「ちょっと待って!!後さ…これマジな悩みなんだけど…」


最近ほんとどうなるんだか不安な事…


「受かったらそりゃ嬉しいんだけど…修ちゃん…東京行っちゃう…」


そう…修ちゃんが受験した大学は全国的にも有名なK大の法学部。キャンパスは都内にあるため、受かれば4月から離ればなれになる。


「そっかぁ…でも、それは仕方ないんじゃない?先輩の選んだ道だもん。付き合っていたいなら、頑張って続けるしかないでしょ」


「上手くいくときはいくし、ダメな時はダメになるよ。まぁ…都内じゃキレイな人居るだろうし、そりゃ不安になるよねー」


出来ればこのまま付き合っていたい。

ただ、現実問題やっぱり簡単には会えなくなる。

部活はあるし、バイトもしてないからお小遣いで都内までの交通費を考えると月1回程度しか行けないだろう。


修ちゃんは…どう思ってるのかな…


「まぁさぁ…まだ時間あるし、よく話合っておきなよ」


「うん…ありがとう…」


大学は受かってほしいのに、東京に行ってほしくない。

複雑な心境はしばらく続くのであった。

/224ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ