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思い出のアルバム
第7章 運命の冬
「年明けには来年度に向けての総合テストあるからなーあんまり遊び呆けるなよ!!」
何だかんだで迎えた終業式。
朝からずーーーっとソワソワしていた。
「何でお前がそんなに緊張するんだよ。受けたの俺!!」
朝から緊張している私に、電車で修ちゃんに言われた。
う
確かに、私は全く関係ないけど…心配しちゃうじゃん。不安になるじゃん。
「ーーーり!! 沙織!!」
ハッと顔を上げると夏奈が呼んでいた。
「もう終わったよ。今日部活サボるんでしょ?」
どうしても気になるから、終わったら修ちゃんと会う約束をした。
「うん、そっちのフォローお願いね…」
携帯を見るが、修ちゃんからの連絡はない。
「今日だっけ?先輩の発表…まだ連絡無し?」
「うん…大丈夫かなぁ…」
「大丈夫だよ!!信じてやんなよ先輩を」
そだね…と微笑みメールを打つ。
【駅で待ってます】
自分の事のようにドキドキしながら駅へ向かった。