この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
思い出のアルバム
第7章 運命の冬

待ち合わせの駅に着いた頃、ちょうど修ちゃんからメールが来た。


【今から向かうから適当に待ってて】


それだけかよ!!

本屋さんで立ち読みしながら来るのを待つ。

雑誌には、クリスマスデート特集が組まれていた。


無事、迎える事が出来るのか…



ふと、肩を叩かれ振り返る。


すると人差し指でホッペをウニュっと突っつかれる。


「お待たせ、変な顔ー」


とニッコリ笑う修ちゃんが居た。


「腹減っちゃったから昼飯食おう!!奢ってやるよー今日は」


なんて珍しい事言うから


「・・修ちゃん、もしかして…」


と聞くと

ニヤッと笑ってピースした!!


「やったぁ!!おめでとう!!良かったねぇ!!」


人の目も気にせず、思わず抱きついてしまった。


「ありがとう…やっとホッとした…」


とギュッとして一息つく修ちゃん。

私が思っていたよりずーっとずーっと緊張の糸が張ってたんだろうな。

本当に良かった…


と同時に

修ちゃんとこうして居れるのもあと少しなんだと思ってしまった…




「そういえばさぁ、期末結果どうだった?」


お昼も食べてのんびりお散歩してる時に聞かれた。


「おかげさまで、平均以上どころかクラス3位でしたよ!!」


終業式に、期末結果と通知表と配られた。

修ちゃんと、修ちゃんママのおかげで今までにない好成績だった。


「じゃぁ約束通り、クリスマスは一緒に居ような」


「うん!!」


残り数ヶ月。修ちゃんとの時間…大切にするんだ…


/224ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ