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思い出のアルバム
第10章 嫉妬

トイレに立ち、戻ると、修ちゃんの隣にはさっき私を睨んでいた女が座っていた。


胸元がガッツリ開いたキャミで

一生懸命、修ちゃんに話かけている。


まぁ…修ちゃんはほぼシカトしてるから、その姿を見てると面白かった。


座る場所に困ってると、他の女の人がこっちおいでと誘ってくれたので、そちらに座る。


マネージャーをしているそうで、2人ともサバサバしていて話やすい人で安心した。


普段の修ちゃんもあんな感じなのか聞かれ、逆に普段の修ちゃんの姿を聞いた。


やはり背も高くイケメンだからか、大学内では人気らしい。

が、

当の本人は全くもって興味ないので、勝手に女が騒いでる感じだと教えてくれた。


やっぱり…人気なんだ……


「何話してるの?」

間もなく修ちゃんが現れる。


「須田くんーそんなに彼女ベッタリだと嫌われるよー。うちらと話してるんだから安心してよー」

なんて言われてて面白くなる。


「だって……あいつウザい…」


その顎で指した先にはさっきの女がいた。


「悪気はないんだけどね…」

と女の人がフォローしていた。


そして、また修ちゃんの隣で飲み会を過ごした。







「ちょっとトイレ行ってくる…」

若干フラフラしながら修ちゃんが立ち上がる。


それを見計らったように、1人の男が隣に来た。


「沙織ちゃんどう?楽しんでくれてる?」

名前…わかんないけど、とりあえず仲間だしと思い


「はい、ありがとうございます」

と返事をする。


すると、ガシッといきなり肩に手を回された。


えっっ…?!と思い

「あの……」

と言おうとしたが、


「沙織ちゃん修司のどこに惚れたのー?」

なんて構わず話を続けてくるので、振り払うタイミングを逃してしまった。


こんなノリはいつもの事らしく、みんな止めてもくれない。


「全部ですよー」


苦笑いしながら答える…


「ぶっちゃけさぁーあいつアッチの方、上手いの?そうゆう話、人のは一緒に聞いてるくせに自分の話はしないんだよねー」


「止めなよー高校生相手にー」

さっきの女の人も、そうは言うけど興味あるのかしっかり止めてはくれない。


お酒飲むと人ってこんなに変わるんだなーと思いつつ、しょせん酔っ払いだしな…と

とりあえず流しておく。

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