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キセイジジツ
第10章 迷心

果ててもなお、指を動かし舌で蕾を吸われる感覚に脳内で電気が走る。

「たけちゃっ!…出ちゃうっ…漏れちゃうよ…っ」

叫びにも似た喘ぎ声で訴えるも健は聞いちゃいない。

むしろ漏れさせようとしているのだ。

「…出ちゃうの?ここから?指で塞いでるのに?」
「それ…でも…出ちゃ…うっ」
「いいよ…いっぱい出して」

そう言うと激しくも的確に蕾を吸われ…

「あっ…だめ、で…でちゃうぅぅぅ!」

ジョッ…ジョッ…シャアァァァァ……

「あぁ……悠里…いっぱいオシッコ出てるよ……」

健はいつの間にか私のふくらはぎを掴んでいて、膣が一番よく見える位置でじっくり観察している。

「オシッコ我慢してたの?いつもより量が多いよ…ベットがビチャビチャだ…」
「そんなこと……ああんっ!!?」

一瞬、膣口に硬いものがあてがわれたと思えば、ずぷんっと音を立てて肉棒が挿入された。

「はぁー…悠里のオマンコだ…」

狂暴にそそり勃つ肉棒は最初から膣内を激しく擦り上げる。

「ふあっ…んっ…んっ…あぁっ…」
「気持ちっいい?俺のチンポ…久しぶりに食べてっ…悠里のオマンコ喜んでるよっ」
「いやっ…いわないっ…で…」
「俺のチンポをっこんなに締めつけてくるのに?…じゃこれは…どうっ!?」

ギリギリまで肉棒を引き抜いて、最奥までぶっ刺すという動きを何度も繰り返される。

「あっ…ひっ…ひあっ…あっ…」

グチョッ…ズチョッ…グチュン…という体液が絡み合う卑猥な音が興奮を高めていく。

「悠里のオマンコを感じるよっ…俺のチンポでずっと塞いでいたい……」

そんな言葉だけで私の膣内はキュンッと締まる。

「やっ…こんなっ…の…」
「そんなに締めつけてっ…俺の精子を中に出して欲しいの?」
「ちっ…ちがっ…!」
「…安心して、悠里。中出しは…悠里が18歳になるまで我慢するからっ」
「えっ……」
「くっ…もう俺やばい…」

射精が近いのか健はより一層腰を深く激しく動かした。

「うっ…あっ…あん…んはっ…」
「悠里は俺のものだよ…誰にも渡さない」

蕾をキュウッと摘ままれた瞬間ーー

「ひゃっ…イクッ…いやあぁぁぁっ!」
「俺もイクよ…くっ…はぁっ!」

プシャアァァァ…ピュッ…ピュッ…
ドピュッ…ドピュッ…ピュッ…ピュッ……

私は潮を、健は精液を撒き散らして果てた。
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