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キセイジジツ
第14章 訪問
今の私達は何も身につけてない。
私の行く末は長田が握っている。
今すでに手首を握られているのだけれど。
「恭…介さん…」
情けない声を出す私に長田はニッコリと笑う。
「なあに?」
下半身に乗っかってきている長田の体がさらに押しつけられて重みを感じながら、すでに成長したものが膣穴にあてられているのが分かった。
ーーーもう元気になってる…。
「どうかした?」
私が気づいた事に気づいた長田が腰を動かす。
「あっ……な…んでも……」
「ふうん?」
「んあっ!?」
グチュッと音を立てながら肉棒が侵入してきたのだ。
さっきは私も冷静さに欠けていてそれどころじゃなかったが、また避妊具をつけないままで挿入されていた。
「さっきの余韻が残ってるね」
根元まで挿入された肉棒は動く事はなく、ただビクビクと大きく脈を打っているだけ。
「きょ……すけさ……」
それだけでも気持ちよくて声が震えた。
「もう気持ち良い?」
私がコクコクと首を縦に振ると手首から手が離された。
「……すごく中が動いてるよ」
長田の腕が背中に回ってきて支えられながら体を起こされると、長田が体勢を変えた。
「あっ……」
私は長田の太ももの上に座らされ、腰をギュッと掴まれて逃がさないというような眼差しを向けられる。
「俺がイクまで抜くの禁止。動くのは自由だよ。ゆうりが腰を振れば俺もすぐイクかもしれないし」
「そんな…」
「しばらくはここにいるけど、よく考えてね。俺がイクまでって事を…」
「まさか…」
長田の手が私の頬を撫でる。
「ふふ……そのまさか。トイレ行きたくても、お腹すいても抜いてあげないよ」
瞳は妖しく光っているのに口調は普段通りで、ただ向かい合って普通の会話をしているような錯覚に陥る。
そんな事はないのだけれど。
「俺は極力動かないからね。ゆうりの好きなように動いてごらん?」
まるで洗脳されていくかのように私は素直にコクンと頭を下げた。
「良い子だ。……極力だから最初だけ動いてあげる」
そう言うと肉棒をゆるゆると押し上げてくる。
「あっ……うんっ……」
「ゆうりのいやらしいとこ見せて……」
「んんっ……はぁ……」
「腰振って俺をイかせてよ……」
イかせる前に自分がイかされてしまいそう。
必死に長田の肩に掴まっていた。