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キセイジジツ
第3章 変化

ベットの端に座った悠里の前に立ち、悠里の両手を掴んで俺の下着まで持ってくる。

疑問符を頭に浮かべているであろう悠里はされるがままに俺の下着に触れる。

「お仕置きだよ。さ、脱がして」

悠里がビクッとして下着から手を離す。

それをすかさず掴んで下着を掴ませる。

「ほら…早く脱がせてみて…」

甘いけど反抗を許さない声色で言うと、手を震わせながら少しずつ下げていく。

「ちゃんと下着を見ながら脱がせて」

目を伏せていた悠里が俺の下着を見つめる。

悠里の手がピタッと止まって俺の下着に目をやると…大きく反り勃つ肉棒が下着に引っかかり、脱がせるのを阻んでいる。

「ほら、引っかかってるから、よく見て優しく脱がせて」

その通りに引っかかった場所をゆっくりめくった時、ビンッと肉棒が現れ、悠里はキャッと小さな声を上げた。

「これが俺のチンコだよ…」

悠里に見られている現実にさらに硬くなる肉棒は我慢汁でヌルヌルしている。

下着を完全に脱ぎ捨て、枕元に置いた財布を開いて銀色の小さな包みを取り出した。

それを開いて中身を取り出して悠里に持たせる。

「次はこれを付けて」

手渡されたものがコンドームなのは悠里もさすがに分かるようだ。

「そ、そんなのっ出来ないっ」

「何で?」

「何でって……付けたことないしっ…」

「教えてあげる」

「それに……怖いっ……」

「怖い?何が?」

「爪とか引っかかって…破れるかも……」

フフッと笑うと悠里が顔を上げる。

「どんだけ乱暴に付ける気だよ」

何だか嬉しくて目を細めて悠里を見る。

「爪は使わないから。てか使わないで」

有無を言わせずに手を取り、コンドームを両手で持たせる。

「そっとここの先に被せて」

俺は悠里の手の上に手を添えているだけ。

指が動きコンドームが先に置かれた。

「ゴムの先を摘まんで空気を抜いて」

言われた通りに空気を抜く。

「ここに手を添えてゆっくり下げてって」

ゴムの上から感じる悠里の指先の動きに集中する。

「そうそう、その調子」

ゆっくり丁寧にゴムが根本まで付けられた。

狂暴さを秘めた赤黒い肉棒が、静かに脈打つ。

「悠里、上手だよ。ありがとう……」

そう言って悠里をベットに押し倒す。
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