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キセイジジツ
第5章 疑惑

エレベーターを降りて健について行くと奥の部屋のランプが点滅していた。
その部屋の前に着くと健がドアを開く。

「悠里、入って」

先に入って靴を脱ぐ。
部屋の方へは健に先に入ってもらおうと振り返った瞬間、後ろから抱きしめられた。
健の唇が耳元に近付いて切なげな吐息が聞こえる。

「会いたかった……」

腕の中で身をよじって健を見つめると、私を壁に追いやり強引に唇を奪った。
強引だけど、どこか優しい。
私の唇の形を確かめるように食んでいく。

「んっ…」

声に反応するように舌が歯をなぞってく。
歯までも愛しいと言われてるような感覚に浸る。
控えめに舌で歯をノックされて歯を開けると、遠慮なく舌が侵入してきた。
舌先と舌先がぶつかり、つつかれては舐められ、下アゴに這っていく。

「ふっ……」

自然と唾液が溢れてきた。
それに気付いた舌が唾液をさらう。
静かな部屋に響くのは甘い吐息と唾液が交わる音だけ。
体がふわふわする感覚に力が抜けていく。

「ゆう…り…」

唇が離れて健がつぶやく。
どちらのものか分からない唾液で唇が濡れていやらしさをまとっている。

「たけちゃ…」

獲物を狙うようなギラついた瞳で見つめられて心臓が高鳴り息苦しい。

「ずっと…触りたかった…」

健の方が私よりずっと苦しげで思わず頬に触れた。
そこはとても熱くて健の気持ちが伝わってくる。

「私も…たけちゃんに触りたかった…」

背伸びをして唇をぶつけると首の後ろに手が回されて口づけが深まる。
舌を自分の意思では動かせないほど絡め取られる。
腰が砕けそうで必死に腕に掴まった。

するとお尻にも手が回され体を持ち上げられてベットにそっと降ろされる。
長い指がボタンにかかり簡単にシャツは脱がされブラジャーがあらわになる。

「可愛い」

凝視されてる事が恥ずかしくて顔を手で隠すと、ブラジャーを外す事なく乳房がさらされる。
片方の乳首を摘まみながら片方は口に含まれた。

「あっ…はぁ…」

円を描くように舐められて声が漏れる。
顔から手を離して胸の方に視線を移すと乳首を噛まれて体が震えた。

「かっ…かまないで……んんっ!」

再び唇を塞がれながら唾液でヌルヌルした乳首を指で弄ばれて下腹部が疼く。
疼きを止めたくて健にバレないように太ももをこすり合わせていた。

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