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第11章 別離と出逢い……

「ばぁちゃん？」

和哉にとって…ばぁちゃんは幸枝しかいなかった

「そう。朝陽のお母さんなんですよ私は」

大きい孫がいた

こんなに大きい…孫がいた

母さん…

守ってくれて本当にありがとうございました

瑞恵は心の中で…幸枝に感謝した

「和哉くん、今何歳？」

瑞恵は和哉に尋ねた

「７才！」と返す

それだけで…

朝陽が姿を消した経緯が解った