パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第18章 命

「和哉は…君の命…なんだろ？」

愛して育てられた和哉を見ていれば…解る

「ええ。和哉は…私の命です…」

「ならば、僕は守るよ 君と…和哉を守る…」

匡哉の覚悟の瞳を見せられて…

朝陽は…何も言えなかった

罪悪感で…守られたくなんかなかったから…

「……匡哉さん、罪悪感で…」

「罪悪感で僕がそう言ってると想ってるの？」

違うの？

朝陽は…匡哉に瞳を向けた

「僕は…この世で…一人だと想っていた」

え？

朝陽は…匡哉が何を言いたいのか…

解らなかった