この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
夢のその先…
第19章 躊躇

和哉の側にずっと着いていた康孝と瑞恵
若葉 と隆史は、一旦帰る事にした
康孝と瑞恵は親戚への年始がまだだった
毎年、康孝の実家へ出向き…親戚一同新年を祝う
遅れてしまったが…新年の挨拶をせねばならなかった
若葉と隆史は、隆史の家の年始に
それぞれ、やらねばならぬ事もあり
一旦 帰る事にした
「朝陽…また来るからね 何かあったら…連絡を頂戴」
瑞恵と康孝は名残惜しそうに念を押し…家へと帰って行った
若葉と隆史も、何かあったら連絡してね
と言い帰っていった
匡哉は、着替えに一旦帰ったきりで
ずっと和哉の側にいた
康孝や瑞恵は、そんな匡哉を黙って見守ってい た
そして、今も匡哉がいるなら…
大丈夫だと…一 旦、帰る事に決めたのだ

