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夢のその先…
第19章 躊躇


和哉は、ずっと匡哉がいてくれてご機嫌だ

あれこれと楽しそうに話しかけ

全開の笑顔で匡哉を見ていた

朝陽は…そんな和哉を見れば…

何も言えなくなってしまう…

「母ちゃん、匡哉先生と知り合いなんか?」

匡哉が、和哉の前でも…

「ひなちゃん」を連発するから…

和哉が疑問に想って…当然だった

「え?」ドギマキと朝陽は困る

匡哉は笑って

「そう。知り合いなんだよ。」と答えた

「知り合いなんだ!」

和哉は嬉しそう

「ひなちゃんの姉さんの若葉と同級生なんだよ !」

その説明に…胸がチクッと痛んだ

匡哉の口から…

若葉と出るだけで…

胸がチクチク…痛み出す


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