この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
夢のその先…
第19章 躊躇

和哉は、ずっと匡哉がいてくれてご機嫌だ
あれこれと楽しそうに話しかけ
全開の笑顔で匡哉を見ていた
朝陽は…そんな和哉を見れば…
何も言えなくなってしまう…
「母ちゃん、匡哉先生と知り合いなんか?」
匡哉が、和哉の前でも…
「ひなちゃん」を連発するから…
和哉が疑問に想って…当然だった
「え?」ドギマキと朝陽は困る
匡哉は笑って
「そう。知り合いなんだよ。」と答えた
「知り合いなんだ!」
和哉は嬉しそう
「ひなちゃんの姉さんの若葉と同級生なんだよ !」
その説明に…胸がチクッと痛んだ
匡哉の口から…
若葉と出るだけで…
胸がチクチク…痛み出す

