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夢のその先…
第19章 躊躇

和哉の体は若さもあって治癒は早かった
そして和哉を刺した犯人は…捕まっていた
匡哉の弁護士と言う人が、和哉の病室を訪ねて来た
そして…相手から慰謝料を貰って来たから…
と、立つ程の封筒を差し出した
「え?戴けません…」
朝陽は…断ろうとした
匡哉は「助かります!」と封筒を受け取り
朝陽に渡した
天宮は…匡哉の今の顔を見て、微笑んだ
「総ての処理は私の方でさせて戴きました
もう貴方を悩ませる事はないでしょう」
天宮は仕事の完遂を伝えた
匡哉は、ありがとうございます。と、深々と頭を下げた

