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夢のその先…
第26章 誕生


新年の夜明けと共に

産まれた子供は…

男の子だった

2980グラムの…男の赤ちゃんだった

病室に朝陽が戻る前に、赤ちゃんがやって来た

匡哉は、初対面の我が子を眩しそうに見詰め

その手に抱いた

和哉は、匡哉の腕の中を覗き込む

「ちっちゃい…紅葉みたいな手だ」

怖々と…散っちゃな手に触れる

瑞恵と康孝も嬉しそうに孫の誕生に喜んだ

隆史は「赤ちゃんは良いな。
うちも雪奈に兄弟を作ってやらないか?」

うきうき若葉に問いかけ…

「雪奈に手が掛かるから…無理」

と却下され… 項垂れた

騒がしく…赤ちゃん誕生を祝う

そこへ朝陽が病室に帰ってきた

匡哉は朝陽に…

「ご苦労様…」とキスした

朝陽は頬を明らめ…

「赤ちゃん見てくれた?」と聞いた

「ひなちゃんに似てるかな!」

楽しそうに匡哉が答える

「そう?匡哉さんでしょ?」

なんてノロケを聞かされて…

康孝と瑞恵は…和哉を連れて……

早々に帰ろうとした

若葉と隆史も…熱いわ…この病室…とボヤき

早々に帰ることにした

匡哉は病室の外まで送り

深々と頭を下げると…スキップしそうな足取り で

朝陽の所へと帰ってきた



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