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夢のその先…
第26章 誕生
「ひなちゃん、名前はもう決めてあるんだ」
「何て?」
「悠斗。
悠久の悠と、生田斗真の斗で悠斗
良い名前だろ?
我ながら…良い名前だと想うんだ!」
「良い名ね」
朝陽は喜ぶ
匡哉は朝陽の唇にキスを落とし
「愛してるよ」
と告げた
朝陽は嬉しそうに笑い
「私も愛してる」と言葉を送った
来年も
再来年も
10年後も
20年後も…
何年たっても…一緒にいたい
貴方の側が良い
匡哉は朝陽の額に額を重ね
「明けましておめでとう
この命が尽きるまで君に言うよ
君と新年を迎えるよ」
匡哉は悠斗をベッドに寝かせ
何時までも…顔を見ていた
家族が増えた日
匡哉との愛は更に強くなった