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この出会いは…
第4章 変わりつつある気持ち
よし!あとは、私だ。
勘づかれないようにレストランに誘導しなくては。
「ね、美怜。お腹空かない?実は、美怜が好きそうなレストランを発見したの!ここ!」
私はレストランの外観が映っている画像を美怜に見せた。
「あっ、かわいい!おしゃれだねー!」
「でしょ?隠れ家的なかわいいレストラン!ね、行ってみない?」
「お腹は空いてるけど、今からすぐに入れるかな?」
「あ、じゃあ電話してみる?」
美怜が頷いたのを見て、私はお店に連絡するフリをして琴莉に電話をかけた。
もちろん、これは想定内。
『大丈夫ですよ〜』なんて言って笑っている琴莉の声とその後ろからする男の人の笑い声。
「美怜!大丈夫だって!二人なら入れるみたい。」
美怜も笑って喜んで、そのレストランに向かうことに成功した。
琴莉には"連れ出し成功。向かいます"と連絡した。
金曜日の19時前というだけあって、通りを行き交う人が多い。
人混みを上手くすり抜けながらお店に向かう。
美怜にはまだ勘づかれてはいないようで、携帯でお店の内装やメニューを検索していた。
お店の前まで来たとき、声をかけられた。
振り返った先には軽そうな男の人が二人。
「どこ行くの〜?」
「俺らと遊ばない〜?」
思わず、うわっという気持ちが顔に出てしまった。
隣を見れば美怜もあからさまな顔だ。
「あはは、ひどいな〜、そんな顔しないでよ〜!傷つくじゃん。」
じゃあ、どっかに行って下さい。こんな時に。
とは言えず…
勘づかれないようにレストランに誘導しなくては。
「ね、美怜。お腹空かない?実は、美怜が好きそうなレストランを発見したの!ここ!」
私はレストランの外観が映っている画像を美怜に見せた。
「あっ、かわいい!おしゃれだねー!」
「でしょ?隠れ家的なかわいいレストラン!ね、行ってみない?」
「お腹は空いてるけど、今からすぐに入れるかな?」
「あ、じゃあ電話してみる?」
美怜が頷いたのを見て、私はお店に連絡するフリをして琴莉に電話をかけた。
もちろん、これは想定内。
『大丈夫ですよ〜』なんて言って笑っている琴莉の声とその後ろからする男の人の笑い声。
「美怜!大丈夫だって!二人なら入れるみたい。」
美怜も笑って喜んで、そのレストランに向かうことに成功した。
琴莉には"連れ出し成功。向かいます"と連絡した。
金曜日の19時前というだけあって、通りを行き交う人が多い。
人混みを上手くすり抜けながらお店に向かう。
美怜にはまだ勘づかれてはいないようで、携帯でお店の内装やメニューを検索していた。
お店の前まで来たとき、声をかけられた。
振り返った先には軽そうな男の人が二人。
「どこ行くの〜?」
「俺らと遊ばない〜?」
思わず、うわっという気持ちが顔に出てしまった。
隣を見れば美怜もあからさまな顔だ。
「あはは、ひどいな〜、そんな顔しないでよ〜!傷つくじゃん。」
じゃあ、どっかに行って下さい。こんな時に。
とは言えず…