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この出会いは…
第4章 変わりつつある気持ち
「女の子二人組で二人ともかわいいのって珍しいよね〜。たいていどっちかが…じゃん?」
「あはは、じゃ俺らラッキーだ!」
美怜の顔が完全に無表情になっている。
マズい、これは危険。
「あの、わっ私たち、これから用事があるので…ね?」
「今から食事の予定なので失礼します。」
美怜がものすごく冷たくいい放って、お店のドアに手をかけた。
「あっ、もしかしてここでごはん?俺らもそのつもりだったんだよ?」
「なんだ、じゃあ一緒に食べようよ〜!」
諦めない!!
なんで、こんなにしつこいの!?
男の一人が美怜の手を握ろうとした。
「ちょっと!ホントにいい加減にしてください。本気で嫌がってるんですけどっ!」
やだやだやだ!
こんな日にホントに止めて欲しい。
美怜の機嫌が最悪だよ。
帰るとか言い出すと困るんだから!
ゴクンと喉をならして、男たちを見た。
怖い、けどっ…
「よっ、予約をしてありますし、今日はっ、とにかく急いでるので!しっ、失礼しますっ!」
声が震えていたけど、美怜の手を取って、お店の中に逃げ込んだ。
お店の中で言い合いになったらどうしようかと思ったけど、男たちが入って来ることはなかったので、安心した。
店員さんに名前を告げ、2階に通してもらう。
このレストランは、1階が普通のテーブルやソファー席が置かれたワンフロアになっていて、2階はいくつかの広さが違う個室が設けられている。
今日はその一番奥の広い個室を予約していた。
「あはは、じゃ俺らラッキーだ!」
美怜の顔が完全に無表情になっている。
マズい、これは危険。
「あの、わっ私たち、これから用事があるので…ね?」
「今から食事の予定なので失礼します。」
美怜がものすごく冷たくいい放って、お店のドアに手をかけた。
「あっ、もしかしてここでごはん?俺らもそのつもりだったんだよ?」
「なんだ、じゃあ一緒に食べようよ〜!」
諦めない!!
なんで、こんなにしつこいの!?
男の一人が美怜の手を握ろうとした。
「ちょっと!ホントにいい加減にしてください。本気で嫌がってるんですけどっ!」
やだやだやだ!
こんな日にホントに止めて欲しい。
美怜の機嫌が最悪だよ。
帰るとか言い出すと困るんだから!
ゴクンと喉をならして、男たちを見た。
怖い、けどっ…
「よっ、予約をしてありますし、今日はっ、とにかく急いでるので!しっ、失礼しますっ!」
声が震えていたけど、美怜の手を取って、お店の中に逃げ込んだ。
お店の中で言い合いになったらどうしようかと思ったけど、男たちが入って来ることはなかったので、安心した。
店員さんに名前を告げ、2階に通してもらう。
このレストランは、1階が普通のテーブルやソファー席が置かれたワンフロアになっていて、2階はいくつかの広さが違う個室が設けられている。
今日はその一番奥の広い個室を予約していた。