この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
この出会いは…
第4章 変わりつつある気持ち
「女の子二人組で二人ともかわいいのって珍しいよね〜。たいていどっちかが…じゃん?」

「あはは、じゃ俺らラッキーだ!」

美怜の顔が完全に無表情になっている。
マズい、これは危険。

「あの、わっ私たち、これから用事があるので…ね?」

「今から食事の予定なので失礼します。」

美怜がものすごく冷たくいい放って、お店のドアに手をかけた。

「あっ、もしかしてここでごはん?俺らもそのつもりだったんだよ?」

「なんだ、じゃあ一緒に食べようよ〜!」

諦めない!!
なんで、こんなにしつこいの!?
男の一人が美怜の手を握ろうとした。

「ちょっと!ホントにいい加減にしてください。本気で嫌がってるんですけどっ!」

やだやだやだ!
こんな日にホントに止めて欲しい。
美怜の機嫌が最悪だよ。
帰るとか言い出すと困るんだから!
ゴクンと喉をならして、男たちを見た。
怖い、けどっ…

「よっ、予約をしてありますし、今日はっ、とにかく急いでるので!しっ、失礼しますっ!」

声が震えていたけど、美怜の手を取って、お店の中に逃げ込んだ。
お店の中で言い合いになったらどうしようかと思ったけど、男たちが入って来ることはなかったので、安心した。

店員さんに名前を告げ、2階に通してもらう。
このレストランは、1階が普通のテーブルやソファー席が置かれたワンフロアになっていて、2階はいくつかの広さが違う個室が設けられている。
今日はその一番奥の広い個室を予約していた。
/459ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ