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この出会いは…
第4章 変わりつつある気持ち
「なっ―…!!」
美怜がさらに固まったのは言うまでもない。
「いやぁ、美怜ちゃん、始めっから最高だな!」
滝本さんまで…
誰かフォローして…
「みっ、みれ…い?……ごめん、黙ってて。」
まさか、こんなことになるとは…
泣きたい。いや、美怜のが泣きたいか…
星さんの前でこんな…
「遅いと思ったら、大丈夫だったの?」
一ノ瀬さん…
お願い、フォローしてください。
すがるように見上げたら、フッと笑われた。
「美怜ちゃんがそんなに怒るなんて、ホントに大丈夫だった?」
「はい。いや…、今日はホントにしつこかったので…こっ、琴莉!わっ、笑い事じゃ、ないからね!美怜がめっちゃ絡まれて、手っ、引っ張られたり、かっ、肩抱かれたり…」
この際、嘘ばっかりだけど、なんとかしなきゃ。
「かっ顔寄せられたり…ね!美怜!?大変だったんだから!」
「え?そうだったの!?そりゃ気持ち悪いね。ごめん、美怜。」
「絡まれたのが、お店の前だったから、振り切って来れたけど…美怜、平気?」
美怜がフォローに乗っかってコクコク頷いた。
星さんに失態を見られたせいで取り乱して涙目だけど、それが逆に信憑性を増していた。
「美怜ちゃん、大丈夫だった?」
星さん、やっと声をかけてくれましたね。
「はい、おしぼり。触られたところ、拭いちゃいな。」
ニッコリ笑った星さんから、美怜が涙目で赤い顔のままおしぼりを受け取った。
その様子に少しホッとして、息を吐いた。
美怜がさらに固まったのは言うまでもない。
「いやぁ、美怜ちゃん、始めっから最高だな!」
滝本さんまで…
誰かフォローして…
「みっ、みれ…い?……ごめん、黙ってて。」
まさか、こんなことになるとは…
泣きたい。いや、美怜のが泣きたいか…
星さんの前でこんな…
「遅いと思ったら、大丈夫だったの?」
一ノ瀬さん…
お願い、フォローしてください。
すがるように見上げたら、フッと笑われた。
「美怜ちゃんがそんなに怒るなんて、ホントに大丈夫だった?」
「はい。いや…、今日はホントにしつこかったので…こっ、琴莉!わっ、笑い事じゃ、ないからね!美怜がめっちゃ絡まれて、手っ、引っ張られたり、かっ、肩抱かれたり…」
この際、嘘ばっかりだけど、なんとかしなきゃ。
「かっ顔寄せられたり…ね!美怜!?大変だったんだから!」
「え?そうだったの!?そりゃ気持ち悪いね。ごめん、美怜。」
「絡まれたのが、お店の前だったから、振り切って来れたけど…美怜、平気?」
美怜がフォローに乗っかってコクコク頷いた。
星さんに失態を見られたせいで取り乱して涙目だけど、それが逆に信憑性を増していた。
「美怜ちゃん、大丈夫だった?」
星さん、やっと声をかけてくれましたね。
「はい、おしぼり。触られたところ、拭いちゃいな。」
ニッコリ笑った星さんから、美怜が涙目で赤い顔のままおしぼりを受け取った。
その様子に少しホッとして、息を吐いた。