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この出会いは…
第4章 変わりつつある気持ち
「海外事業課の稼ぎ頭。語学堪能でスペイン語を話す姿は反則。帰国子女が故に建前を持ち合わせず、ド・ストレート。ジャンルは、欧風スタイリッシュイケメン、です。」
またしても一定の沈黙。
「欧風…スタイリッシュ、イケメン?」
琴莉が美怜の言葉をそのまま呟いた。
そして、次の瞬間、滝本さん以外のみんなが笑い出した。
「滝本さん、良かったですねー!あっはっはっ、超褒め言葉ですよ!」
「佐々木、笑いながら言うんじゃねぇよ。おい、お前らも!笑いすぎだからな!」
滝本さんが顔を真っ赤にして怒っている。
いつもの滝本さんからは想像出来ない。
滝本さんの怒ってる姿を初めて見た。
「俺らよりいいんじゃない?良かったな。」
星さんが涙目で言う。
「建前持ち合わせずってウケるな…クククッ、確かにその通りだし。さすが、秘書室…」
一ノ瀬さんも感心してる…
「でも、誰でもあだ名がつけられてるわけじゃないんでしょ?社内の注目株で、更には秘書室のお姉さま方にイケメン認定を受けてるってことでしょ?」
「あ…うん。先輩達を見る限り…そうなのかも!」
「ってことは、そんな貴重な人材が3人もここに集まってるってすごいね!」
「…たっ確かに。そう言われれば、そうかも…」
私も思わず呟いてしまった。
社内の注目株で、仕事が出来るイケメンだからね。
「じゃあ、こんな豪華メンバーに誕生日をお祝いしてもらえる私は幸せ者?」
「あっはっはっ、まぁ、会社に知れ渡ったら大ひんしゅくを買うけどね。」
「えっ!?やだっ!!困る!!!」
「分かった、言わない。ね、知花?」
「う、うん!」
またしても一定の沈黙。
「欧風…スタイリッシュ、イケメン?」
琴莉が美怜の言葉をそのまま呟いた。
そして、次の瞬間、滝本さん以外のみんなが笑い出した。
「滝本さん、良かったですねー!あっはっはっ、超褒め言葉ですよ!」
「佐々木、笑いながら言うんじゃねぇよ。おい、お前らも!笑いすぎだからな!」
滝本さんが顔を真っ赤にして怒っている。
いつもの滝本さんからは想像出来ない。
滝本さんの怒ってる姿を初めて見た。
「俺らよりいいんじゃない?良かったな。」
星さんが涙目で言う。
「建前持ち合わせずってウケるな…クククッ、確かにその通りだし。さすが、秘書室…」
一ノ瀬さんも感心してる…
「でも、誰でもあだ名がつけられてるわけじゃないんでしょ?社内の注目株で、更には秘書室のお姉さま方にイケメン認定を受けてるってことでしょ?」
「あ…うん。先輩達を見る限り…そうなのかも!」
「ってことは、そんな貴重な人材が3人もここに集まってるってすごいね!」
「…たっ確かに。そう言われれば、そうかも…」
私も思わず呟いてしまった。
社内の注目株で、仕事が出来るイケメンだからね。
「じゃあ、こんな豪華メンバーに誕生日をお祝いしてもらえる私は幸せ者?」
「あっはっはっ、まぁ、会社に知れ渡ったら大ひんしゅくを買うけどね。」
「えっ!?やだっ!!困る!!!」
「分かった、言わない。ね、知花?」
「う、うん!」