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この出会いは…
第4章 変わりつつある気持ち
「もう、俺、お前に協力しないからな!」

「何のことだよっ。」

「あれ、この場で聞く?」

一ノ瀬さんが星さんの言葉にあからさまなため息をついた。

「…ホントお前、嫌い。」

「うん。で?好きな…」

「やめろ!」

「おい、星。何の話?」

私も全く話が読めない。
星さんはニヤついているし、一ノ瀬さんは慌て出すし。
滝本さんの言う通り、何の話だろう。

「滝本、お前もな!今後、協力しないからな!」

「…いや。なんだよ、いきなり。」

「ん?」

星さんの笑顔にみんなが固まる。

「星さん、ある意味、…最強、ですね。」

固まりつつも美怜が呟いた。

「そう?美怜ちゃんが最強かもよ?」

星さんはクスクス笑っていたけど、美怜は苦笑いだった。
夜を思うと、それが怖くて仕方がない。

「あのっ!メインの料理も来てるし…プレゼントっ!プレゼントをっ!ねっ?琴莉!」

美怜の機嫌を直したいー!!!

「そっ、そうだね!用意しよー!」

琴莉が店員さんを呼んで『アレを持ってきてくださーい』とお願いしている。
お店のセッティングは琴莉がほとんどやってくれたけど、ホントに手際がいい。
みんながメインの料理をちょうど食べ終わった頃、店員さんがワゴンを押して入ってきた。

「わぁ!ケーキ!かわいいっ!!」

美怜が驚きの声を上げて、目をキラキラさせた。
店員さんが運んできたのは火の付いたロウソクがセットされているバースデーケーキだった。
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