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この出会いは…
第4章 変わりつつある気持ち
ケーキは1ヶ月近く前から、お店のパティシエさんと打ち合わせをして、作って貰ったデコレーションケーキだ。
下のスポンジ層は至って普通のイチゴのショートケーキだけど、デコレーションはチョコレートで作られた赤や黄色、ピンク、白のカラフルなバラが24輪飾られている。
ロウソクは、それ自体が『HAPPY BIRTHDAY』の形をしたものだ。
みんな一度席を立って、ケーキの周りに集まった。
「すごい。花束のケーキ…」
美怜が喜んでくれて良かった。
機嫌も直って良かった…
「知花のアイディアだよ。かわいいでしょ!」
「うん。やばい泣きそう…知花、ありがと!」
美怜が私に抱きついてきた。
一ノ瀬さんたちも運ばれてきたケーキに注目してくれて、『すごい』と口々に言ってくれた。
「さっ!ロウソク吹き消して!」
「ちょっと待って!写真撮る!!」
美怜が携帯を出して、いろんな角度からケーキの写真を撮っている。
こんなに喜んでもらえるなんて、嬉しいな。
「じゃあ、バースデーソング歌っちゃう?」
滝本さんが歌い出したので、みんなもそれに合わせて歌った。
「皆さん、ありがとうございます。」
美怜が頬を赤らめながら、お礼を言って、ロウソクを吹き消した。
店員さんを呼んで、ケーキはカットのために一度下げてもらった。
「さて、メインイベントね!美怜、お誕生日おめでとう!これ、私と知花から!」
「美怜、おめでとう!」
琴莉が二人で買いに行ったあの時のプレゼントを『じゃじゃーん』と言いながら、美怜の前に差し出した。
下のスポンジ層は至って普通のイチゴのショートケーキだけど、デコレーションはチョコレートで作られた赤や黄色、ピンク、白のカラフルなバラが24輪飾られている。
ロウソクは、それ自体が『HAPPY BIRTHDAY』の形をしたものだ。
みんな一度席を立って、ケーキの周りに集まった。
「すごい。花束のケーキ…」
美怜が喜んでくれて良かった。
機嫌も直って良かった…
「知花のアイディアだよ。かわいいでしょ!」
「うん。やばい泣きそう…知花、ありがと!」
美怜が私に抱きついてきた。
一ノ瀬さんたちも運ばれてきたケーキに注目してくれて、『すごい』と口々に言ってくれた。
「さっ!ロウソク吹き消して!」
「ちょっと待って!写真撮る!!」
美怜が携帯を出して、いろんな角度からケーキの写真を撮っている。
こんなに喜んでもらえるなんて、嬉しいな。
「じゃあ、バースデーソング歌っちゃう?」
滝本さんが歌い出したので、みんなもそれに合わせて歌った。
「皆さん、ありがとうございます。」
美怜が頬を赤らめながら、お礼を言って、ロウソクを吹き消した。
店員さんを呼んで、ケーキはカットのために一度下げてもらった。
「さて、メインイベントね!美怜、お誕生日おめでとう!これ、私と知花から!」
「美怜、おめでとう!」
琴莉が二人で買いに行ったあの時のプレゼントを『じゃじゃーん』と言いながら、美怜の前に差し出した。