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この出会いは…
第5章 告白
祐side↓
午後一のアポが希望通りまとまって、次のアポまで少し時間に余裕が出来たので、次の待ち合わせ場所の最寄り駅で電車を降りて、高架下のコーヒーショップに入った。
バッグの中にカロリーバーを見つけて手に取ると、知花ちゃんの顔を思い出して、思わず顔が緩んでしまう。
ありがたく頂こうと包みを開けて、口に頬張りながら、何気なく携帯を取り出してみると、メールが来ていた。
「知花ちゃん…?」
送信者を確認して驚いた。
時間的に先程別れてからすぐだ。
何かあったのかと、すぐにメールを開いた。
"お疲れ様です。
お話ししたい事があるのですが、お仕事の後、
お時間ありますでしょうか?
私は今日でも、明日以降でも構いませんので、
もし、よろしければ、
一ノ瀬さんのお時間のある時に
連絡を頂けませんでしょうか?"
別れた後、何かがあったわけではなさそうで安心はしたが、"話したい事"というのがなんとなく予想がついて、身体が強ばった。
おそらく"あの時の事"だろう…
どうしたのだろうか。
返信しようと思った時、手の中で携帯がなった。
営業部の同僚からの着信を知らせていた。
メールの返信を諦め、電話に出たが、通話が長引き、通話中のまま、次のアポへ向かった。
返信が出来たのは、そのアポが終わった後だった。
"定時は無理だけど、
19時くらいからなら、今日時間はあるよ。
それでも大丈夫かな?"
きっと、知花ちゃんからは"大丈夫"と返事が来て、今日会う事になりそうだな。
そんなことを考えながら、会社へと急いだ。
祐side 終わり
午後一のアポが希望通りまとまって、次のアポまで少し時間に余裕が出来たので、次の待ち合わせ場所の最寄り駅で電車を降りて、高架下のコーヒーショップに入った。
バッグの中にカロリーバーを見つけて手に取ると、知花ちゃんの顔を思い出して、思わず顔が緩んでしまう。
ありがたく頂こうと包みを開けて、口に頬張りながら、何気なく携帯を取り出してみると、メールが来ていた。
「知花ちゃん…?」
送信者を確認して驚いた。
時間的に先程別れてからすぐだ。
何かあったのかと、すぐにメールを開いた。
"お疲れ様です。
お話ししたい事があるのですが、お仕事の後、
お時間ありますでしょうか?
私は今日でも、明日以降でも構いませんので、
もし、よろしければ、
一ノ瀬さんのお時間のある時に
連絡を頂けませんでしょうか?"
別れた後、何かがあったわけではなさそうで安心はしたが、"話したい事"というのがなんとなく予想がついて、身体が強ばった。
おそらく"あの時の事"だろう…
どうしたのだろうか。
返信しようと思った時、手の中で携帯がなった。
営業部の同僚からの着信を知らせていた。
メールの返信を諦め、電話に出たが、通話が長引き、通話中のまま、次のアポへ向かった。
返信が出来たのは、そのアポが終わった後だった。
"定時は無理だけど、
19時くらいからなら、今日時間はあるよ。
それでも大丈夫かな?"
きっと、知花ちゃんからは"大丈夫"と返事が来て、今日会う事になりそうだな。
そんなことを考えながら、会社へと急いだ。
祐side 終わり