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この出会いは…
第5章 告白
『一ノ瀬さんなら大丈夫だよ。ちゃんと話を聞いてくれる。安心して話しておいで。あっ、でも、後で報告してね!』
最後の一言はからかい混じりだったけど、いつも私を心配してくれる美怜。
「ありがとう。美怜はどうなの?星さんと進展はあった?」
『…ないけど、特に。』
あ、ヤバい。触れたらダメだった?
進展、ないのか…
美怜の…声のトーンの変わり方!!!
「そっ、なんだ…。あっ、ねぇ!週末琴莉から連絡来た?てっきり怒られると思ってたんだけど…」
『私もなかったよ。逆に怒って連絡なしとか?』
「えっ、嘘。どうしよう。めちゃくちゃ怒ってるってこと!?」
『うーん。琴莉の性格上それはないか…』
「一ノ瀬さんも今日の琴莉は普通だって言ってたけど。滝本さんとも今まで通りだって。」
『じゃあ、滝本さんとも進展はなし?』
「え?どうだろう…お昼に会って少し聞いただけだから、詳しくは…」
『琴莉も鈍いからさー、滝本さんももう一押し必要よね!出張行く前に伝えちゃえばいいのにねー?』
「みっ、美怜!言い方が完全に他人事だよ、他人事!もうっ!他人の恋愛を楽しんで、自分に返って来ても知らないからね!」
『…なにそれ、地味に傷つくわ。』
あれっ、いきなり声が暗くなった。
私、地雷踏んだ、かな…?
『私だってどうしたらいいのか考えてるのに!琴莉と滝本さんの事くらいしか今は共通の話題がないんだもん!別に本気で面白がってる訳じゃないわよ!』
最後の一言はからかい混じりだったけど、いつも私を心配してくれる美怜。
「ありがとう。美怜はどうなの?星さんと進展はあった?」
『…ないけど、特に。』
あ、ヤバい。触れたらダメだった?
進展、ないのか…
美怜の…声のトーンの変わり方!!!
「そっ、なんだ…。あっ、ねぇ!週末琴莉から連絡来た?てっきり怒られると思ってたんだけど…」
『私もなかったよ。逆に怒って連絡なしとか?』
「えっ、嘘。どうしよう。めちゃくちゃ怒ってるってこと!?」
『うーん。琴莉の性格上それはないか…』
「一ノ瀬さんも今日の琴莉は普通だって言ってたけど。滝本さんとも今まで通りだって。」
『じゃあ、滝本さんとも進展はなし?』
「え?どうだろう…お昼に会って少し聞いただけだから、詳しくは…」
『琴莉も鈍いからさー、滝本さんももう一押し必要よね!出張行く前に伝えちゃえばいいのにねー?』
「みっ、美怜!言い方が完全に他人事だよ、他人事!もうっ!他人の恋愛を楽しんで、自分に返って来ても知らないからね!」
『…なにそれ、地味に傷つくわ。』
あれっ、いきなり声が暗くなった。
私、地雷踏んだ、かな…?
『私だってどうしたらいいのか考えてるのに!琴莉と滝本さんの事くらいしか今は共通の話題がないんだもん!別に本気で面白がってる訳じゃないわよ!』