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この出会いは…
第6章 恋愛は癒し?
「たっ、滝本さん。あの…琴莉も同じものを頼んでましたけど、ほとんど、手をつけずに…戻って行きました。」

「えっ?……そうなの?」

「仕事だって分かっているんですが、少し心配で…」

「あの子、そういう自己管理には無頓着なので。」

「分かった。無理はさせないようにするね。」

「ありがとうございます。」

私と美怜が揃ってお礼を言う。

「あれ、珍しい組合せ。」

「星!今からメシか?」

星さんの方を見て、隣に一ノ瀬さんの姿を確認して、私は固まった。
昨日の今日で、ばったり会ってしまうというドラマ的タイミング…

「俺らも、ここ、いい?」

星さんのこの質問…
美怜の答えは…

「どうぞ〜!」

やっぱり、そうなりますよね…
笑って頷いてみたけれど、上手く笑えていたか…

「あれ、知花ちゃん、今日どうしたの?」

「…えっ?」

「あぁ、泣き腫らした顔してるでしょ。昨日、一ノ瀬に泣かされたらしい。」

ちょっ、ちょっと!!
滝本さんっ!星さんもっ!!
美怜も一緒になって笑っているし。

「あのっ、滝本さんっ!それは、誤解ですって言いましたよねっ!?」

「朝から化粧で隠せなくて、テンション下がってたもんね。」

美怜…何、楽しそうな顔してるのよ!
はぁ、ため息が出る。
頭を下げてうなだれていたら、一ノ瀬さんが話しかけてきた。

「昨日はちゃんと眠れた?」

「は…はいっ!ぐっ、ぐっすりと!」

テンパりながら答えると、クスクスと笑われた。
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