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この出会いは…
第6章 恋愛は癒し?
「あのっ、…えっと、私は…」
「知花ちゃん、こっちにグローブあるよ?」
棚の向こう側から一ノ瀬さんが話し掛けてくれた。
「あ、はいっ!」
店員さんの対処に困っていたから助かった。
『すみません』と店員さんの横をすり抜けて、一ノ瀬さんのところへ向かう。
「グローブをお探しでしたか。」
店員さん、諦めずに付いて来た…
「グローブはこれだけですか?」
「いえ、あちらの方にも置いてあります。」
一ノ瀬さんの質問に答えた店員さんが教えてくれた先には美怜たちが。
「持って参りましょうか?」
「あ、大丈夫です。向こうも連れなんで。行くよ、知花ちゃん。」
一ノ瀬さんに手を引かれて、美怜たちのところへグローブを持って行く。
「あ、知花!これどう?」
美怜がマフラーを持って振り返る。
「美怜ちゃん、向こうにもあったよ。これ。」
「あ!そっちも素敵ですね!」
「じゃあ、この二つ保留で次だな。」
こんな感じで、かなりテキパキと店舗を見て回った。
テキパキ見たと言っても、各フロア数店舗ずつ。
14時頃ここへ来たけど、一時間は歩き回っている。
お茶しながら考えようと、カフェに入った。
「いろいろ見たけど、どう?」
それぞれ飲み物を受け取ってテーブルにつくと、星さんが口を開いた。
「うーん、私としては、最初に見たお店のグローブですかね。知花は?」
「わっ、私もかな…革の質感が使いやすそうで。」
「まぁ、俺も自分が使うならアレだな。」
「色はどうしましょうか?滝本さんには黒とダークブラウンどっちがいいかなー…」
「知花ちゃん、こっちにグローブあるよ?」
棚の向こう側から一ノ瀬さんが話し掛けてくれた。
「あ、はいっ!」
店員さんの対処に困っていたから助かった。
『すみません』と店員さんの横をすり抜けて、一ノ瀬さんのところへ向かう。
「グローブをお探しでしたか。」
店員さん、諦めずに付いて来た…
「グローブはこれだけですか?」
「いえ、あちらの方にも置いてあります。」
一ノ瀬さんの質問に答えた店員さんが教えてくれた先には美怜たちが。
「持って参りましょうか?」
「あ、大丈夫です。向こうも連れなんで。行くよ、知花ちゃん。」
一ノ瀬さんに手を引かれて、美怜たちのところへグローブを持って行く。
「あ、知花!これどう?」
美怜がマフラーを持って振り返る。
「美怜ちゃん、向こうにもあったよ。これ。」
「あ!そっちも素敵ですね!」
「じゃあ、この二つ保留で次だな。」
こんな感じで、かなりテキパキと店舗を見て回った。
テキパキ見たと言っても、各フロア数店舗ずつ。
14時頃ここへ来たけど、一時間は歩き回っている。
お茶しながら考えようと、カフェに入った。
「いろいろ見たけど、どう?」
それぞれ飲み物を受け取ってテーブルにつくと、星さんが口を開いた。
「うーん、私としては、最初に見たお店のグローブですかね。知花は?」
「わっ、私もかな…革の質感が使いやすそうで。」
「まぁ、俺も自分が使うならアレだな。」
「色はどうしましょうか?滝本さんには黒とダークブラウンどっちがいいかなー…」