この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
この出会いは…
第6章 恋愛は癒し?
結局マフラーはやめて、一番初めに訪れたお店に戻って、グローブを探す。
お会計を済ませて、ラッピングをしてもらっている間、美怜と店内の腕時計が並べてある棚の前で待っていた。
滝本さんなら、これが似合う。
星さんなら、あれかな、とか言いながら。
「じゃあ、一ノ瀬さんは?」
「うーん、…アレかな?」
ダークブルーの文字盤にインデックスがホワイトのバー、ラウンド型で、バンドがシルバーのブレスレットのもの。
「…なるほどねぇ。」
後ろからかけられた声に美怜と振り返ると、一ノ瀬さんと星さんも後ろから一緒に覗き込んでいた。
「確かに、一ノ瀬のイメージだな。」
「あ、あぁ…俺、それ…持ってる。」
「「「えぇーーっ!」」」
一ノ瀬さん以外、みんなの声がハモった。
「びっくりしたけど、まぁ、似合いそうと言ってもらえて良かったよ。」
「知花…あんた、すごいね。」
いやいや、私が一番びっくりしてるよ。
でも、持っていないものより、持っているものを似合うと言ったんだから、良かった…よね?
ラッピングが終わり、プレゼントを受け取って、お店を後にした。
建物の外に出ると、少しひんやりした。
もうすぐ17時だから当たり前か。
「この後は二人ともなんか予定あるの?メシは?」
「特に何もないですよ。どっちかの家でまた鍋でもしようかと話してただけなので。」
「鍋!いいね〜」
「星さん達も、よろしければご一緒にどうぞ〜!」
えっ…、美怜…
しれっと誘ってるよねっ!?
「と、思いましたが、四人で鍋だと、おそらく、我が家はキャパオーバーです!」
「あ、じゃあ、俺んちか一ノ瀬んちでするのは?」
お会計を済ませて、ラッピングをしてもらっている間、美怜と店内の腕時計が並べてある棚の前で待っていた。
滝本さんなら、これが似合う。
星さんなら、あれかな、とか言いながら。
「じゃあ、一ノ瀬さんは?」
「うーん、…アレかな?」
ダークブルーの文字盤にインデックスがホワイトのバー、ラウンド型で、バンドがシルバーのブレスレットのもの。
「…なるほどねぇ。」
後ろからかけられた声に美怜と振り返ると、一ノ瀬さんと星さんも後ろから一緒に覗き込んでいた。
「確かに、一ノ瀬のイメージだな。」
「あ、あぁ…俺、それ…持ってる。」
「「「えぇーーっ!」」」
一ノ瀬さん以外、みんなの声がハモった。
「びっくりしたけど、まぁ、似合いそうと言ってもらえて良かったよ。」
「知花…あんた、すごいね。」
いやいや、私が一番びっくりしてるよ。
でも、持っていないものより、持っているものを似合うと言ったんだから、良かった…よね?
ラッピングが終わり、プレゼントを受け取って、お店を後にした。
建物の外に出ると、少しひんやりした。
もうすぐ17時だから当たり前か。
「この後は二人ともなんか予定あるの?メシは?」
「特に何もないですよ。どっちかの家でまた鍋でもしようかと話してただけなので。」
「鍋!いいね〜」
「星さん達も、よろしければご一緒にどうぞ〜!」
えっ…、美怜…
しれっと誘ってるよねっ!?
「と、思いましたが、四人で鍋だと、おそらく、我が家はキャパオーバーです!」
「あ、じゃあ、俺んちか一ノ瀬んちでするのは?」