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この出会いは…
第6章 恋愛は癒し?
「ありがとうございます。美怜が喜びます。」
「うん。でも、俺も星もホントに料理できないけど…平気?完全に戦力外だよ?」
「いっ、意外ですね…なんでも"そつなく"こなしてしまうイメージでした。」
「ははは、俺にも苦手なものはあるよ。」
そうなんだ…
完璧な人なんていないって分かってはいるけど、器用な人ってなんでも出来そうに見えてしまう。
「調理器具だけは揃ってるけど。料理だけは完全に形から入って、そのまま。」
一ノ瀬さんの言葉に思わず笑ってしまった。
なんか意外な一面を知って嬉しかった。
駅に着いて、電車に乗って、星さんのお家の最寄り駅で降りて。
駅近くのスーパーに寄った。
「なんか…家でちゃんとメシ食うのどれくらいぶりかな。」
「えっ!?自炊はしないんですか?」
「うん。何年振りかってレベル。」
「意外…ですね…」
「そう?料理してそうに見える?」
「はい。カレーとかもこだわって、スパイスから作っていそうです…」
「あっはっは!美怜ちゃん、俺のイメージなんなの!?」
美怜…
二人の会話を聞いていた私と一ノ瀬さんも思わず笑っちゃったよ。
「調理器具だけは揃ってるけどね。」
あっ!
「かっ、形から入りました?」
会話に割り込んで聞いてしまった。
「なんでっ?正解だけど!」
「さすが…お友達ですね…」
私の呟きに一ノ瀬さんが肩を揺らして笑った。
「うん。でも、俺も星もホントに料理できないけど…平気?完全に戦力外だよ?」
「いっ、意外ですね…なんでも"そつなく"こなしてしまうイメージでした。」
「ははは、俺にも苦手なものはあるよ。」
そうなんだ…
完璧な人なんていないって分かってはいるけど、器用な人ってなんでも出来そうに見えてしまう。
「調理器具だけは揃ってるけど。料理だけは完全に形から入って、そのまま。」
一ノ瀬さんの言葉に思わず笑ってしまった。
なんか意外な一面を知って嬉しかった。
駅に着いて、電車に乗って、星さんのお家の最寄り駅で降りて。
駅近くのスーパーに寄った。
「なんか…家でちゃんとメシ食うのどれくらいぶりかな。」
「えっ!?自炊はしないんですか?」
「うん。何年振りかってレベル。」
「意外…ですね…」
「そう?料理してそうに見える?」
「はい。カレーとかもこだわって、スパイスから作っていそうです…」
「あっはっは!美怜ちゃん、俺のイメージなんなの!?」
美怜…
二人の会話を聞いていた私と一ノ瀬さんも思わず笑っちゃったよ。
「調理器具だけは揃ってるけどね。」
あっ!
「かっ、形から入りました?」
会話に割り込んで聞いてしまった。
「なんでっ?正解だけど!」
「さすが…お友達ですね…」
私の呟きに一ノ瀬さんが肩を揺らして笑った。