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この出会いは…
第6章 恋愛は癒し?
ばっちり目が合った状態で確認された。

「返事をしたの?」

返事っ!?
したような、してないような…
そもそもあれは返事ととっていいものか…
見つめ合ったまま視線を反らせず、言葉も出せず、顔だけがどんどん熱くなっていく。
そんなにらみ合いのような時間が数秒間続いたと思ったら、美怜が突然吹き出した。

「ふっ、あっはっは。知花、なんて顔してるの!あー、面白い!!」

「はっ!?…え?」

お腹を抱えて笑って、しかも少し泣いてない!?

「ククッ、危なかったー。美怜ちゃんが吹き出さなかったら、俺が先に吹き出してたわ。」

星さんまで一緒に笑い出した!
私、そんな変な顔してたの?
隣の一ノ瀬さんに助けを求めて見上げると、微笑んで、また頭をポンポンされた。

「いや、うん。…良かったね、知花。」

「…え?」

「その顔を見たら十分だわ。」

笑いが落ち着いてきた美怜が、目元の涙を拭いながら、微笑んでいる。

「美怜…」

「一ノ瀬さん、知花をよろしくお願いします。」

「あはは、なんか嫁に行くみたいだな…」

「……お前は、滝本と一緒だな…」

「なんでだよ!」

大きなため息をついて一ノ瀬さんが星さんを見る。

「でも、星さん予想が外れましたねー。」

「あぁ、そういえば、そうだね。」

え、何?予想…?
なんの事だろう。

「絶対、琴莉と滝本さんの方が先だと思ってましたよね?」

「あ、でも、こっちがこうなったら、あっちにも動きはあるでしょ?」

「滝本さん、あと一押しなんですけどねー!押さないんですもん!」

「あっはっは、デリカシーないくせに、自分の事にはデリケートなんだよ、きっと。」

そっ、そういう事か!
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