この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
この出会いは…
第7章 恋敵とないものねだり
祐side↓

今日は朝一から外回りで、ハードな一日になるなと思っていたけれど、午前中のアポは二件とも提案通り、すんなり話が進み、あっという間に片付いてしまった。
予定より早く会社に戻れるので、気分が良い。

そうだ、時間通りに昼休みを取れそうだから、知花ちゃんに連絡してみようかな。
今日はお弁当かな?
ふふっ。
顔がニヤけたのに気付いて、我に返る。

重症だな、俺…

携帯をポケットから取り出して、画面をスクロールしながら、何気なく会社のエントランスの方を見た。
次に視界に入ったのは、会社から出てくる知花ちゃん。

「あれ……?」

誰かと外に食べに行くのか。
隣にいるのは…あれ?…田邊か?
どうして、知花ちゃんと田邊が?
………。

『お前んとこの女に絡まれてたぞ。』

……っ!!!お前んとこの女って、アイツかっ!
どうして、知花ちゃんと?
まさか、アイツが呼び出したのか!?

カツカツと歩いていく田邊に付いていく知花ちゃん。
そんな二人を思わず追いかけていた。
会社の向かいのカフェに入って行くのを確認して、時間差でカフェに入った。

「お一人様ですね。空いてるお席にどうぞ。」

そう言った店員に頷いて、知花ちゃんを探す。
磨りガラスで仕切られたボックステーブルに座っている知花ちゃんを見つけて、真後ろのボックスに見つからないように座った。

完全に盗み聞きの体勢だ。
適当にコーヒーを注文して、黙り込んで耳を澄ませた。

祐side 終わり
/459ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ