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この出会いは…
第8章 彼の家
そこからは映画鑑賞。
俺は映画よりも、あまり話もせずに映画に食い入る知花ちゃんを見ていた。
映画の内容に合わせてハラハラしたり、ビクッとしたり、見ていて飽きなかった。

俺、大丈夫かな…
知花ちゃんを見ながら、無意識に笑っていた自分に気付いて、冷静になった。
こんなにも相手の表情や言動が気になるなんて…
知花ちゃんの反応全てが面白くて、驚かされて、可愛くて仕方がない。
仕草の一つ一つに心を掴まれる。
側にいると目で追ってしまう。
いや、目が離せない。
近くにいないと思い出してしまう。
何をしてるのか気になって、会いたくなる。

"愛おしい"という感情を初めて知った。

映画なんてほとんど見ずに、知花ちゃんへの自分の気持ちを再確認していた。
コテッと知花ちゃんが俺に寄りかかってきた時、初めて我に返った。
あ、寝た?…いや、起きてる?
ウトウトして、俺に寄りかかっているのに気付いていないのか。
ちょっと意地悪をしたくなって、手を回して肩を抱いて知花ちゃんを引き寄せた。
案の定、ビクッとして、テンパって俺と目が合った。

「油断しすぎ。キスするよ?」

「えっ、あ、はいっ!」

え?"はい"なの?

「……いいの?」

「えっ!?えっと…あのっ…」

思いっきりテンパっている知花ちゃんがたまらなくかわいい。

「じゃあ、する。」

テンパる知花ちゃんを抱き締めて、おでこにキスをした。
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