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この出会いは…
第8章 彼の家
「あ……」

「ふふっ、口にされるかと思った?」

「なっ…!ひどっ…」

からかわれた事に赤い顔を更に赤くして、反論しようとする知花ちゃん。
拒絶されるかも…と、心のどこかで構えていたから、少しホッとした。

「一ノ瀬さんっ!いっつも、からかって…」

「分かった。じゃあ、ホントにするから。はい、おいで?」

「えっ?えっ!?えっ…??」

テンパり続ける知花ちゃんを抱き上げて、自分の上に座らせる。

「えっと…一ノ瀬さん?」

右手で知花ちゃんの頬に触れるとビクッとする。
いいかダメかなんて聞いてあげない。

「目、開けたままする?」

「っ…!!とっ、閉じます!!!」

あれ?
テンパりすぎて分からなくなっている?
目の前にぎゅっと目を瞑った知花ちゃんの顔がある。
あーぁ、もう知らないからね?

「怖かったら、突き飛ばして?」

そう言って、知花ちゃんにキスをした。
触れるだけのキスを、今度はちゃんと唇に。

触れた瞬間はビクッとされたが、両手は俺の服を掴んでいるのが分かった。

「突き飛ばさないの?」

「……はい。」

顔を覗き込んでそう聞くと、俯いて小さな声で返事をする。
その返事にまた心臓をつつかれる。

「もっと、ちゃんとしていい?」

「ちゃん…と…?」

「うん。口、開けて?」

「えっ…!あの…」

顔を赤くしながら、口をパクパクさせて困っている姿にたまらなくなって、そのまま口付けた。
何度か角度を変えて啄むようなキスをした後、堪えきれずに舌を絡ませた。
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