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この出会いは…
第8章 彼の家
一時停止のままだった映画を再生して、ケーキを食べ始める。
ケーキは生クリームが甘すぎず、重くもなくて、イチゴの酸味もぴったりで美味しかった。
「どこのケーキ屋さんですか?会社の近くですか?」
「あぁ、営業先の近く。会社からは近くはないかな…?でも、カフェが併設されてるから、今度行こうか?」
「はいっ!」
嬉しくて、大きな声になった私を笑って、『ちょっと待ってて』と一ノ瀬さんはリビングを出て行った。
すぐに戻って来た一ノ瀬さんの手には可愛くラッピングされた細長い箱が握られていた。
そして、それは『どうしたのかな』と首を傾げた私の目の前に差し出された。
「はい。クリスマスプレゼント。」
「えっ?…わっ、たし…?」
「知花ちゃん以外に誰がいるの。」
「あっありがとうございます!開けてもいいですかっ!?」
一ノ瀬さんが頷くのを見て、リボンを解いた。
包装紙を丁寧に開いて、見えてきたのは人気のブランドロゴ。
思わず隣の一ノ瀬さんを見ると、相変わらず優しく微笑んでいる。
箱を開くと、見えたのはかわいいネックレス。
「どう、しよう…。かわいい!う、嬉しい…」
箱を握りしめて、噛み締めるように呟いた。
「あはは、そんな反応されるとは思わなかった。良かった。」
私の様子に笑って、ホッとしたような顔をした。
「ありがとうございます!あの…私もっ!」
驚いたような顔をした一ノ瀬さんの隣から立ち上がって、バッグを開けて、プレゼントを取り出す。
ケーキは生クリームが甘すぎず、重くもなくて、イチゴの酸味もぴったりで美味しかった。
「どこのケーキ屋さんですか?会社の近くですか?」
「あぁ、営業先の近く。会社からは近くはないかな…?でも、カフェが併設されてるから、今度行こうか?」
「はいっ!」
嬉しくて、大きな声になった私を笑って、『ちょっと待ってて』と一ノ瀬さんはリビングを出て行った。
すぐに戻って来た一ノ瀬さんの手には可愛くラッピングされた細長い箱が握られていた。
そして、それは『どうしたのかな』と首を傾げた私の目の前に差し出された。
「はい。クリスマスプレゼント。」
「えっ?…わっ、たし…?」
「知花ちゃん以外に誰がいるの。」
「あっありがとうございます!開けてもいいですかっ!?」
一ノ瀬さんが頷くのを見て、リボンを解いた。
包装紙を丁寧に開いて、見えてきたのは人気のブランドロゴ。
思わず隣の一ノ瀬さんを見ると、相変わらず優しく微笑んでいる。
箱を開くと、見えたのはかわいいネックレス。
「どう、しよう…。かわいい!う、嬉しい…」
箱を握りしめて、噛み締めるように呟いた。
「あはは、そんな反応されるとは思わなかった。良かった。」
私の様子に笑って、ホッとしたような顔をした。
「ありがとうございます!あの…私もっ!」
驚いたような顔をした一ノ瀬さんの隣から立ち上がって、バッグを開けて、プレゼントを取り出す。