この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
この出会いは…
第9章 彼の家族
一ノ瀬さんとの出会いから今日までを聞かれたのは言うまでもないけれど、代わりにお母さんと翠さんの育児話や遥さんの彼の話、一ノ瀬さんの家族の話をたくさん聞くことが出来た。

後片付けは私も一緒にやって、年越しそばの薬味の準備もした。
柚ちゃんと翔くんと翠さんからお風呂に入って、私も最後に入らせてもらった。
お風呂を上がった後、私は寝る準備ばっちりの柚ちゃんとおままごとをして遊んで、翔くんを寝かしつけに行った翠さん以外は、みんなリビングでくつろいで、年末特番を見ている。
膝の上で遊んでいた柚ちゃんも眠たそうにあくびをしていたので、抱きかかえるようにしたら、あっという間に寝てしまった。

子ども二人が寝た後は少しゆっくり出来て、年越しそばをみんなで食べて、TVを見て、話をして、笑い合って過ごした。
お酒をたくさん勧められ、少しふわふわするけれど、それも心地いい。

「今年もあと5分で終わりねぇ。」

TVの中ではどのチャンネルを付けても新年へのカウントダウンが始まっている。
今年もいろいろあったな…
一ノ瀬さんと出会えてなければ、今、私はここにはいなかったんだな…
私の世界を変えてくれた人。
閉ざしていた扉を開けてくれた。
またドキドキ、キラキラの世界を見せてくれた。
一ノ瀬さん、ありがとう。
私、一ノ瀬さんも家族の皆さんも大事にします。

『新年まで、残り…30秒!!!』

TVから聞こえてくるカウントダウンを始める声。
/459ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ